うだるようなけだるい時間を身体に塗りたぐりながら

ふと、我に帰った時とかな

たまに見かけるんだ

そうだな

今日という1日は随分と長く感じたんだ

長く重たい

辛いと感じてるわけではないんだ

ただ 長く重たい

よく時間は公平に与えられてる

時代は変わっても

時はずっと昔から変わることなく流れていく

キミもそう教わってきたんじゃないかな

決まってカレに会う時に気づくんだ

さっきの時間だってそう

公平でも平等ですらない

時間というのは変動するものであり

誘導的なものだよ

キミだって知ってるはずだよ

そうだ子供の頃を思い出してごらんよ

そう大人のキミの目で子どものキミを見るんだ

わかった?

その1日は世界が壊れた日だったね

考えようとしても思考が追いつかない

長い長い永遠とも言える日

こう思ったんだ

でもね それは

そう思ったということなんだよ

1週間後 2週間後 思い出したんだろう。

長い重い1日を

もっともっと長い時間を一瞬で縮めながら

そういう時は決まってカレが居る時だったね

キミだって会ったことあるんだ

そのカレがね聞いてきたんだ

人がなにで出来ているか知ってる?

血と肉と骨と なんて言わないでよ

まだパンとワインで出来てるという方が正しいでしょ

人がなにで出来ているのかって

創造と背徳だよ

2017/1/8 Ārtman

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