今、ある、その彩
ワタシのアタマの隅のカド
くすんだ色の中の澄んだ彩
いくつかを取り出して
また折り重ねたら
いったいそこには何彩が残るのだろうか
花と華の刹那に見える時の標
彩を重ね淘汰しながら残るのは
名残惜みか先への扉なのか
空想に想像を重ね虚栄を奢りに載せて
まるでプロポーズをするかのように
対話を始める
まるでいく万回もしてきたような対話を
今、満を持して行うように
ゆっくりと始めてみようじゃないか
キミのソコにあるソレを
ちょっと表に出してみようと思うんだ
少しだけ協力してくれないか