鯉のぼりがはためく日をはために
一つの言葉を思いついた
創増者
当然こんな言葉は変換じゃ出てきやしない
どんな意味かって
創を増やす者って意味
意外といろんな意味合いがあってさ
創にはつくるという意味と
傷つけるという意味がある
増やすには大きくなるとか
そのまま増えるとか
あと高まる
進むって意味がある
者は人
自分であり
対象
傷つくっていうのは辛いこと
だけど悪いことじゃない
傷つくことでしか表現できないものもあるから
傷つくということは覚えるということ
生まれるということで
前に進むということでもあり
チクリと痛いこともあるということ
たまには耐え切れないこともあるかもしれない
それはそのまま色になるんだろうな
強い色か
淡い色
儚い色
色が加わり一度は濁るのかもしれない
不思議と濁りが艶に変わることもある
それがそのまま絵にできればなんて考えたりする
だから自分は
創増者
になりたいんだ。
そう思った今日このごろ
鯉のぼりを見上げた日とは少し違った見方をしたんだろう
少しだけ大人になったってことかもしれないね
2016.5.6